アンパンマンはとどめをささない

まるやまファミリー歯科では、3才前後の小ちゃい子がフッ素を塗りにきたら、目の前のモニターにアンパンマンシリーズを流します。

小学生の場合はドラエもんモ。

アンパンマンって、いつだって正しいことしかしません。

お腹のすいた子に自分の顔を食べさせてあげるのもそうだし、悪いことをしでかすバイキンマンをこらしめるのもそう。

しかも、その退治も、いきなり力に訴えるのではない。

まず、「やめるんだ、バイキンマン!」と言って説得する。

それでも言うことを聞かなければ、アンパンチでこらしめる。

でも決してとどめをさすことは、しません。

毎回一発お見舞いするだけ。

どこまでいってもアンパンマンは正しいのデス。

まぁ、正しく生きるってのは、現実には難しくても、正しいことをしようという姿勢を持ち続けていること、それが世の中のパパさんママさんに支持されている理由なのかもしれません。

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